仏陀の八正道・聖ルカ福音書

聖ルカ福音書



偉大な仏陀が、人間に与えたいと願った知識は「八正道」として実現しました。仏陀は、人類の現在の進化周期において繰り返される輪廻転生に影響されない知識を獲得するために、人間が開発しなければならない能力と資質をそこで示しています。

仏陀は、自ら獲得した力によって自分の魂をアストラル体の最強の力を用いて到達可能な高みへと引き上げ、そして「八正道」の中でサムスカーラの影響を受けない一種の知識への道を人類に示したのです。仏陀はその道を次のように説明しました。

人間は、物事に対する正しい見方、つまり同情や反感や嗜好とは何の関係もない見方を身につけたときにその領域における世界についての知識を、つまりサムスカーラの影響を受けない知識を得ることができるのです。

仏陀がこの世に生まれる前の非常に古い時代、人間は自分自身で八正道の特質を発展させるような方法をもって内なる力を発揮するこはできませんでした。これを可能にするためには、霊界から流れ込む影響力が必要であり、その影響力を人類に降り注がせたのがかつての菩薩であったのです。したがってこの菩薩が仏陀となり、以前、彼が天上から人々に降り注がせていたものを、今、教えという形で授けるということは他に類を見ない重要な出来事であったのです。仏陀は、以前は高次の領域からしか流入し得なかった力を、今はそれ自体から展開させることのできる肉体として、この世にもたらしたのです。






メッセージ









同じカテゴリー(聖ルカ福音書)の記事

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。